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	<title>novels</title>
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	<description>novels</description>
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		<title>第二弾　応募方法！（機上恋・地上恋の帯/オンラインファン企画）</title>
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		<pubDate>Tue, 14 Oct 2014 11:44:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[Link]]></category>

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		<description><![CDATA[機上恋･地上恋文庫の帯/オンラインファン企画第二弾の応募方法です！（１９日から受け付け開始） 小冊子の無料プレゼントです！（送料はこちらが負担します。応募封筒投函時の切手代のみお願いしますm(__)m） まずお手元に該当 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><strong>機上恋･地上恋文庫の帯/オンラインファン企画第二弾</strong>の応募方法です！（１９日から受け付け開始）</p>
<p>小冊子の無料プレゼントです！（送料はこちらが負担します。応募封筒投函時の切手代のみお願いしますm(__)m）</p>
<p>まずお手元に該当文庫「機上の恋は無情！」「地上の恋も無情！（受難の突入篇）」「地上の恋も無情！（狂愛の完結篇）」の<span style="font-size: 12pt;"><strong>帯</strong></span>を用意します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回はイラストの入った部分を使用します。</p>
<p><a href="http://love.kurokiri.info/wp-content/uploads/obi2.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-599" src="http://love.kurokiri.info/wp-content/uploads/obi2-300x198.jpg" alt="obi2" width="300" height="198" /></a><br />
<a href="http://love.kurokiri.info/wp-content/uploads/20141014195912.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-600" src="http://love.kurokiri.info/wp-content/uploads/20141014195912-168x300.jpg" alt="20141014195912" width="168" height="300" /></a></p>
<p>帯のちょうど裏表紙にあたる部分です。この三枚をご用意下さい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次に用意するのが小冊子の送付先です。（第一弾と同じ手順です）<br />
送付先の<strong>郵便番号・住所・氏名</strong>を書いた紙（<span style="color: #ff6600;">できればそのまま貼っておくれるようなシールが好ましい</span>）を用意します。</p>
<p>以上の準備が整いましたら、あとは封筒<span style="font-size: x-small;">（<span style="color: #ff00ff;">封筒裏に自分の住所･氏名をお忘れなく</span>）</span>に①切り取った帯三枚②宛先を書いた紙(シール）入れて<strong><span style="text-decoration: underline;">会員募集と同じ宛先</span></strong>に送付して下さい。</p>
<p><span style="font-size: medium; background-color: #ccffff;">〒160-0022　 東京都新宿区新宿1-10-1</span><br />
<span style="font-size: medium; background-color: #ccffff;"> 株式会社文芸社</span><br />
<span style="font-size: medium; background-color: #ccffff;"> 「機上恋」会員申し込み係</span></p>
<p>注意！宛名にこれ以外を書き添えないで下さい。加えるとしたら「御中」のみで、帯企画等の書込は必要ありません。応募に関係ないファンレター・ご要望・機上恋シリーズの続編等のお問い合わせにつきましては　同じ宛先で「株式会社文芸社ピーチ文庫編集部宛」にお願いします。</p>
<p><span style="color: #3366ff;"> <img src="http://love.kurokiri.info/wp-includes/images/smilies/icon_idea.gif" alt=":idea:" class="wp-smiley" /> ☆黒桐Co.会員の方は別途ミニプレありです。送付前に会員ページを覗いて下さい。１７日の24時までに会員ページ内に「合い言葉」の案内を入れますので、それまで投函はお待ち下さい。</span><br />
※同時に会員に応募されたい方は、上記の帯の端、住所氏名を書いた紙の他に、会員募集に必要な応募券・切手を貼った返信封筒を揃えて同封して下さい。<br />
(詳細は単行本を参照）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><span style="font-size: medium;">〆キリ；　１１／３０　（当日消印有効）</span></strong></p>
<p>応募頂いた方の数のみ作ります。予備はありません。<br />
これからお求めの方で、書店の配送の都合で、どうしても遅れそうな方は、〆キリ前にツイッターで経由でご連絡下さい。<br />
お届けは１２月を下旬から１月上旬を予定します。<br />
（会員募集に応募された方は、会員パスだけ先に送付します）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>投函時の切手代以外は無料ですので、どうぞ文庫をお持ちの方はご応募下さいませ。<br />
<span style="color: #ff00ff;">うちは突発的な後出しジャンケン的な企画が多いので、同人誌でも文庫でも付いているものは全てを保管して下さっているといいかなと。</span><br />
<span style="color: #ff00ff;"> 捨てちゃった(T_T)とか…良かったよ、まだ持ってたよ…とか運試し的なところがあります。</span></p>
<p>第２弾は勇一の銃撃され崖から落ちたその後の話です。今更新中の激震と関係してくる場面もありますので、よろしければご応募下さいm(__)m</p>
<p><span style="color: #3366ff;">なお今からお求めの方で、一般書店またはネット書店で新刊で購入したのに、帯が付いてなかった！って方は帯がなかった文庫のレシートや納品書でも対応させて頂きます。中古や古本じゃないよ、ちゃんと新刊価格で買ったんだよって分かるものがあれば（レシートや納品書など）大丈夫です。１冊は帯で２冊はレシートとかでもOKです。</span><span style="font-size: 8pt;">（レシートはお返しします。三弾以降も必要になるかもしれないので）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>会員応募とこの文庫帯企画、<a title="J.Garden３７" href="http://hanato2.blog17.fc2.com/blog-entry-3616.html" target="_blank">１０/１９のJ.Garden</a>にて直接応募して頂いても構いません。その際は必要なものを封筒に入れて「砂月玩具店with黒桐」か０８ab　までお持ち下さい。そうすると切手代もかかりません！</p>
<p><a href="http://bl.blogmura.com/novel_bl/" target="_blank"><img src="http://bl.blogmura.com/novel_bl/img/novel_bl88_31_darkgray_3.gif" alt="にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ" width="88" height="31" border="0" /></a><span style="font-size: 8pt; color: #99cc00;">←ポチ、ってしてね。ありがとうございます(^^)v</span></p>
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		<title>機上恋･地上恋文庫の帯/オンラインファン企画第二弾！</title>
		<link>http://love.kurokiri.info/?p=581</link>
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		<pubDate>Tue, 07 Oct 2014 15:29:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

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		<description><![CDATA[もう少し早めにお知らせいれるつもりでしたが… 入れる前にＬｉｎｋが最終話を迎えそうなので、慌てて。。。 詳細は１５日までに入れます。。。ここのＬｉｎｋ内で入れますのでご注意ください！ ということで、機上恋シリーズオンライ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>もう少し早めにお知らせいれるつもりでしたが…</p>
<p>入れる前にＬｉｎｋが最終話を迎えそうなので、慌てて。。。</p>
<p>詳細は１５日までに入れます。。。ここのＬｉｎｋ内で入れますのでご注意ください！</p>
<p>ということで、機上恋シリーズオンラインファンさまへのプレゼント企画。</p>
<p>第二弾ですが…<br />
応募方法は一弾と同じです…が…送って頂く帯の切り取り箇所が違います。<span style="color: #339966;">前回送付してしていただいた部分の隣</span>です。<br />
第二弾からゲットしたい、って方は応募方法がよくわからないと思いますので、詳細の案内をお待ちください。</p>
<p>大まかな流れです…。<br />
<strong><span style="color: #800080;">応募開始は今月１９日です</span></strong>。</p>
<p>19日のJ.Garden37に足を運んで頂ける方は、郵送でなくてもお申し込み(応募）いただけます。<br />
それ以外の方は前回同様に郵送での応募になります。<br />
<strong><span style="color: #339966;">〆キリは11月末</span></strong>を予定しております。<br />
発送は間に合えば年内、間に合わないときは年明けのお年賀代わりになろうかと…。</p>
<p>気になるのは内容だと思います。今回は勇一です！<br />
ん？　黒瀬がよかった？？？　まだ、この企画は続きますので…焦らずにお待ちを～m(__)m<br />
一弾が時枝のアレ（？）なシーンだけであまりストーリーが感じられなかったと思いますが…<br />
今度は激震の後半に関係してくる内容になります。<br />
狙撃され海に沈み、勇一であることを忘れていた期間の話なので、ストーリーあり、です。</p>
<p>え～っと、誤解ないように・・・<br />
あくまでも小冊子ですから！！！過度な期待はしないで下さいネ。(←ココ大事）<br />
が、無料です。。。J.Gardenで直接の方は送料さえかかりません。<br />
手元に帯がある方は是非ご応募下さい！</p>
<p>最後にもう一度！　<span style="color: #ff00ff;">15日までに</span>詳細をいれます！<br />
Link最終話がもう今日にも、っていう勢いなので…その後も時々覗いて下さいネ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="http://bl.blogmura.com/novel_bl/" target="_blank"><img src="http://bl.blogmura.com/novel_bl/img/novel_bl88_31_darkgray_3.gif" alt="にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ" width="88" height="31" border="0" /></a>　<span style="color: #99ccff;">←Link最終話まであと少し！</span></p>
<p>&nbsp;</p>
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		<item>
		<title>30</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 01:33:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「お湯も沸いたし、シャワーを浴びてお湯に浸かろう」 リモコンで設定していたバスタブの湯が、丁度良い具合に張っていた。 黒瀬が便座に座ったままの潤のガウンを脱がせ、自分も裸になると、潤を抱き上げシャワーの前に移動した。 ゆ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「お湯も沸いたし、シャワーを浴びてお湯に浸かろう」</p>
<p>リモコンで設定していたバスタブの湯が、丁度良い具合に張っていた。<br />
黒瀬が便座に座ったままの潤のガウンを脱がせ、自分も裸になると、潤を抱き上げシャワーの前に移動した。<br />
ゆっくりと床に降ろすと、潤の腰に負担をかけないよう四つん這いにし、洗浄を始めた。</p>
<p>「そこ長いよ……」<br />
「ここを一番清潔にしとかないとね。雑菌がわくと傷によくないから」</p>
<p>潤の中心と排泄したばかりの蕾を、泡のついた黒瀬の指がとても繊細なタッチで洗いあげるので、気を抜くと勃起しそうなくらい、気持ちがよかった。<br />
もちろん、そこだけじゃなく、足の指先から頭部まで、余すとこなく丁寧に磨き上げられる。<br />
ここまでしてもらっていいんだろうか？<br />
潤がどこかの国の王子がなにかで、黒瀬がその身の回りの世話するお付きの者のようで、申しわけなさで一杯になる。</p>
<p>「黒瀬、ありがとう」<br />
「どういたしまして。潤を洗うの楽しいから、礼なんていらないよ」<br />
「うん、でもありがとう」</p>
<p>本当に黒瀬は楽しそうだった。<br />
普段の生活では人にしてもらうことの多い黒瀬だったが、潤に関してだけは自分がしてあげたいと思うのだ。<br />
そういう感情が潤と知り合うまで黒瀬には欠けていた。他人に尽くす歓びを潤を通して初めて経験していた。<br />
洗い終わった潤を先にバスタブに入れ、自分の身体を洗浄・洗髪し、それから潤の横に黒瀬も浸かった。</p>
<p>「湯加減どう？」<br />
「丁度いい。あまり熱くないから、染みないみたい。それにしても、凄いよね、この風呂。ラブホテルみたい」</p>
<p>潤の言葉に、黒瀬のこめかみが僅かに動いた。</p>
<p>「潤、ラブホテル行くんだ……ふうん…」</p>
<p>黒瀬の声のトーンがおかしい。</p>
<p>「黒瀬？　あの、俺二十歳過ぎだぞ？　女の子にもてるタイプじゃないけど、それなりには……」<br />
経験があると、言おうとして潤は口をつぐんだ。黒瀬の顔が無表情で、切れ長の目が冷たい光を放っていた。<br />
「黒瀬だって、大人なんだから、俺以上に色々あるだろ。…上手いし……、それって経験が豊富だってことじゃないの？」<br />
「ラブホテルはない。一度もない。なのに、潤はあるんだ…」</p>
<p>ラブホテルはなかった。<br />
事業の一環で、ラブホテルも所有しているが、黒瀬が利用するのは一流と呼ばれるホテルだけだ。</p>
<p>「どっちを怒ってるんだよぅ。俺が誰かと経験あるのが嫌なのか、それともラブホテルに行ったことがあるのが嫌なのか」<br />
「そんなの、両方に決まっているだろ？」<br />
「嫉妬してくれてるんだ」<br />
「してる」<br />
「俺はしないぜ。だって、そんなの意味ないだろ？　今、他に誰かがいるなら話しは別だけど。俺、胸張って言えるもん。今までの人生で本気で好きになったのは、黒瀬だけだって。絶対このまま、ジジィになるまで、棺桶に足突っ込むまで、変わらないって言い切れる。黒瀬も俺をそれぐらい好きでいてくれてるって、信じてる。だから、過去はいい。何があっても、何をしてても、いい。過去だけじゃなくて、今、どんな汚い仕事してようと、ヤクザだろうと、俺の知らない顔があろうと、俺は黒瀬を嫌いにはならない。って、これ組長さんの前でも言ったよな…」</p>
<p>言っておいて、恥ずかしくなる。<br />
黒瀬の反応を見ることなく、背を向けてしまった。向けた潤の背に、黒瀬が自分の背中を合わせた。</p>
<p>「潤の方が心が広いね。私も潤以外はもう考えられない。潤ありがとう。ふふ、でも初めて嫉妬したよ」<br />
「えっ？」</p>
<p>背を合わせたまま、お互いの顔を見ずに会話が続く。</p>
<p>「嫉妬するぐらい、誰かを好きになるってことなかったから……」<br />
「そう言われると、嬉しい……。もう俺には黒瀬だけだから。な、浮気とかすんなよ？｣<br />
「するわけないだろ？」<br />
「したら…」<br />
「したら？」<br />
「殺す！」<br />
「殺すって言葉が、潤の口から出るなんて」</p>
<p>いつもの自分の口癖を取られて、黒瀬の顔に笑顔が戻った。<br />
潤がくるっと、向きを変え、黒瀬の背中に抱きつく。</p>
<p>「マジだから、俺」</p>
<p>潤の腕が黒瀬の首に巻き付く。</p>
<p>「そのまま、絞めてみる？」<br />
「バカ…、そんなことにならないように、ずっと俺を見ててくれよ？　俺、飽きられないように努力するからさぁ」</p>
<p>黒瀬の耳元で、潤が甘えるように囁いた。</p>
<p>「ふふ、飽きるはずないだろ？　努力って何する気？」<br />
「内緒」<br />
「楽しみにしておこう。どちらかというと、私の方が飽きられそうな気もするけど」<br />
「そんなことないって、さっき力説したばかりじゃん」<br />
がぶっと、ふざけて潤が黒瀬の肩を噛んだ。<br />
「おやおや、この子猫は悪戯を始めちゃった？　もっと強く噛んでもいいけど？」</p>
<p>黒瀬の言葉を受けて、痕が付くくらい、潤が強く噛む。<br />
そして、力を緩めると、そのまま背中に唇を這わせた。</p>
<p>「くすぐったいよ」<br />
「…綺麗…、桃色の傷」</p>
<p>今度は舌を出し、黒瀬の背に広がるケロイド状の傷を舐める。</p>
<p>「潤はこの傷好き？」<br />
「鮮やかで、花片が舞っているようで、綺麗だと思う……ごめん、俺酷いこと言っているのかも知れない……事情知らないのに」<br />
「潤が気に入ってくれるなら、この傷を受けたことも、無駄じゃなかったのかも知れないね。ありがとう」<br />
「あのさ…」</p>
<p>潤が指を傷の上に置いて、ゆっくりと滑らせながら、少し言いにくそうに切り出す。</p>
<p>「この傷のこと聞いてもいい？」<br />
「気になる？」<br />
「うん」</p>
<p>聞かれて嫌な事かもしれない。でも、知りたかった。</p>
<p>「たいしたことはないよ。子どもの頃に父親に付けられた傷だ。愛情深い人だったからね」</p>
<p>黒瀬の告白に、傷を這っていた潤の指が止まった。</p>
<p>「…それって……、」</p>
<p>虐待だろ、とは言えなかった。<br />
叩いたり、殴ったりしただけでは決して出来るはずのない傷。<br />
ケロイド状になっている上下左右に広がる無数の傷は、そこから流血したことを物語っている。<br />
潤だって、世間で親による子どもへの虐待がそう珍しいことじゃないことも、それで命を落とす子もいることも、知っている。<br />
でも、それは自分からは遠い世界のことだった。自分には父親の存在がなかった。<br />
仕事に忙しい母親の彩子とは普通の親子より一緒にいる時間は少なかった。<br />
しかし、彩子の愛情を目一杯注がれて育った潤には、親による虐待はフィクションの小説のように、現実感がないものだった。<br />
今、潤の目の前にそれを受けた人間がいる。　しかも、どう見ても虐待というよりは、拷問に近い。</p>
<p>「ビックリした？　もう、昔の話しだよ。別に傷が痛むわけではないから。ただ、消えないけどね」</p>
<p>皮膚の傷が？　心の傷が？<br />
訊けない言葉を胸の裡で呟いた。</p>
<p>「…組長さんも、あるのかよ。傷が」<br />
「ふふ、兄さんにはないよ。深い愛情が俺にだけ向けられていたからね」<br />
「何で、深い愛情なんていうのさ。何で、親がこんな事……こんな事……、うっ…」</p>
<p>潤が泣く。<br />
黒瀬のために涙を零す。<br />
その当時の黒瀬が受けた心と体に受けた痛みを想い涙を流した。<br />
黒瀬が振り向き、泣いている潤に微笑んだ。</p>
<p>「お馬鹿さん。潤が泣くことないんだよ？」<br />
「…黒瀬…、俺、痛いよ。俺も痛いから。当時のお前の痛み、感じるから……全部は無理だけど……少しは感じるから……」<br />
「ありがとう、潤。潤は優しい子だね」<br />
「俺のこと、雄花っていうけど、花を背負っていたのは、黒瀬のほうだ……。今日から、これは、傷跡じゃなくて、俺と黒瀬が育ててる花ってことにしようぜ…、な？」<br />
「潤と私の？」</p>
<p>黒瀬が潤と向きあう。<br />
潤が湯で顔をザブッと洗い、黒瀬に笑顔を向けた。<br />
それから自分の左乳首のピアスに手を置き、軽くアメジストの石を引っ張ってみせる。</p>
<p>「黒瀬の所有の証がこれなら、黒瀬の背中の花は、俺を背負ってるってことでどうだ？　どうぜ、雄花っていうんだったら、な、いいだろ？　それは父親に付けられた傷じゃなくて、俺自身。いつも俺を背負ってる。嫌か？」</p>
<p>黒瀬が自分の背に手を回し、傷全体を確かめるように撫でた。</p>
<p>「これが、潤？　悪くないね。この傷を綺麗と言ってくれるのは、潤だけだし…。本当にこの雄花は、最高だ」</p>
<p>黒瀬が潤を胸に抱き込んだ。潤の視界が黒瀬の胸で遮られる。潤の耳に静かに黒瀬の心臓音だけが届いた。<br />
泣いている？<br />
潤を抱きかかえた黒瀬の胸と腕が小刻みに震えだした。</p>
<p>「…黒瀬？」<br />
「しばらく、このままに……」<br />
「――うん…」</p>
<p>中学に入学した頃から理不尽な理由で始まった父親による虐待。<br />
本宅の小屋で、両手を縛り上げられ裸で吊され、竹刀で何度も叩かれた。血飛沫をあげ、気絶するまで続いた連日の地獄。<br />
しかし、黒瀬が涙を流して許しを請うことはなかった。<br />
感情を押し殺し生きてきた。それが生きる術だった。<br />
そんな黒瀬が初めて心のままに、涙を流した。<br />
潤の心が、黒瀬を素直にさせる。封印していた闇に潤によって灯がともされた。<br />
傷が辛い想い出ではなく、潤によって二人の愛の証になった。<br />
潤を胸に収めたまま、潤の温もりに黒瀬が静かに涙を流す。</p>
<p><span style="color:#ff00ff;">（この続きは会員ページでご覧頂けます・または4月発行予定の「地上の恋も無情！Ⅱ」をご覧下さい）</span><br />
<span style="color:#ff00ff;"> この先は…機上恋の数倍濃い内容です。かなりハードな内容になります。</span><br />
<span style="color:#ff00ff;"> 特に後半は…潤も黒瀬も大変なことに…</span></p>
<p><span style="color:#ff00ff;">泥酔した時枝が勇一の罠にはまったり、</span><br />
<span style="color:#ff00ff;"> 潤が黒瀬の仕業で行方不明になったり…</span></p>
<p><span style="color:#ff00ff;">そして、東京から福岡に戻った潤が行方不明に！</span><br />
<span style="color:#ff00ff;"> 探しに行ったった黒瀬を待ち構えていた罠とは？</span></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>29</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 01:20:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「今なら、止められるよ？」 「何バカなこと言ってるんだよ！　さっさとしろよ。…早くっ」 「潤、好きだよ」 　 黒瀬が潤を見つめ、潤が黒瀬を見上げ、お互いの視線を絡めたままの状態で、黒瀬が潤の中に尿を放出し始めた。 「…あ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「今なら、止められるよ？」<br />
「何バカなこと言ってるんだよ！　さっさとしろよ。…早くっ」<br />
「潤、好きだよ」<br />
　<br />
黒瀬が潤を見つめ、潤が黒瀬を見上げ、お互いの視線を絡めたままの状態で、黒瀬が潤の中に尿を放出し始めた。</p>
<p>「…あぁ…、温かいよ…、黒瀬…」<br />
　<br />
温かい液体が、潤の中に流れこんでくる。<br />
染みると予想していたが、内壁に薬が薄い壁を作っているのか、染みることはなかった。<br />
どくどくと注ぎ込まれる黒瀬から溢れるもので、自分の中が満たされていく。<br />
それに対する嫌悪感は一切生まれず、黒瀬のものを受け入れているという悦びばかりが湧き上がってくる。<br />
これが、浣腸だということすら、忘れてしまいそうになる。普通のセックスよりも繋がりの深い尊い行為のような気すらしてくる。</p>
<p>「全て潤の中に入ったから」<br />
　<br />
恍惚の表情を浮かべる潤に黒瀬が出しきったことを告げ、袋からアナルプラグを取り出し、差し込んだ。</p>
<p>「ここからが、潤には辛いね」<br />
　<br />
潤が少しは楽になるようにと、潤の身体を右側が下になるように横にし、脚をくの字に曲げさせた。<br />
アナルプラグが抜けないように、黒瀬が自分の右手をプラグの上に置いき、そのまま、潤の横に添い寝をするように身体をずらした。</p>
<p>「…しがみついててもいい？」<br />
「いいよ」<br />
「…ありがとう…」<br />
　<br />
黒瀬の胸に身体を密着させ、そのまま黒瀬のガウンにしがみついた。<br />
嫌という程経験した浣腸液による辛さも、今回は違った。体内で、排泄を促そうと働いているのが、黒瀬の身体から放出されたものだと思うと、耐えなければと思う。<br />
グルグルと腹の中が蠢きはじめ、体中の汗腺から冷たい汗が湧いてくる。お互いの排泄物同士が混じり合っているのかと思うと、その苦しみさえも、嬉しかった。</p>
<p>「まだ、我慢できる？」<br />
「…うん…」<br />
　<br />
ギリギリまで、本当に限界まで、自分の中に留めておきたかった。<br />
キュルキュルと、恥ずかしい音が鳴り始め、もう終わりも近づいていた。<br />
最後は息をするのが苦しいほど辛く、黒瀬のガウンを掴む指先が力の入れすぎで白くなっていた。</p>
<p>「もう、出さないとね」<br />
　<br />
限界のはずの潤がそれを口にしないので、黒瀬が終わりを告げた。<br />
小刻みに震える潤を黒瀬が壊れ物を扱うように優しく抱き上げ、そして便座へと運ぶ。潤を降ろすと、直ぐに前から手を持っていき、プラグを抜いた。</p>
<p>「潤、力を抜きなさい」</p>
<p>そう告げると、イギリスのアパートメントホテル滞在時同様、黒瀬が潤の頭を胸に抱え込んだ。<br />
あの時とは違って、潤が「一人がいい、出て行け」と叫ぶことはなかった。むしろ、潤は二人でこの排泄を完結させたかった。　<br />
どんな匂いが立ちこめようと、どんな音がしようと、どんな物が排出されようと、それは自分一人のものではない。<br />
自分と黒瀬のモノだから、多少の羞恥はあっても、それから逃げるのは違うと思った。<br />
これが、普通に浣腸を施されたのなら、排泄行為を黒瀬に見られるのは耐えられない羞恥が、潤を襲ったかもしれない。<br />
排尿すら、抵抗があったのだから。でも、これはもうただの排泄行為ではなかった。<br />
プラグを抜かれても我慢してしまったのは、それを見られたくないというよりは、黒瀬の手を汚したくはないという意識が働いてのことだった。</p>
<p>「…大丈夫…だから…、キスして…」</p>
<p>切羽詰まった状態の潤が苦悶の表情で、キスをせがんだ。黒瀬が腰を落とし、それに応える。<br />
震える潤の唇に黒瀬の唇が重なる。黒瀬の熱を感じた瞬間、ブルッとからだが大きく震え、潤の体内から一気に溜め込んでいたものが、外に出た。<br />
その間中、黒瀬が潤の口内を優しく甘く蹂躙していた。　<br />
身体が苦痛から解放されると同時に、潤はなんとなく寂しい気がしていた。あっという間に全てを出しきり、もう何も出なくなっても、二人は唇の重なりをしばらくは解かなかった。<br />
黒瀬が顔を離すと、潤の顔には涙の筋ができていた。</p>
<p>「辛かった？」<br />
「ううん、なんか感動した……」<br />
「私も。潤と深く繋がった気がする」<br />
「なあ、黒瀬、俺たち変態なのかな？　こんなこと、普通は感動しないよな…。ふつう、思いつきもしないだろ？あれ、思いついたの黒瀬だから、俺たちじゃなくて、黒瀬一人が変態？」<br />
「潤限定の変態かもね。二人一緒に感動したなら、変態でもいいじゃない？　でも、時枝には内緒にしとこうね。薬買いに走らせたのに、使用してないというと文句いわれそうだから。それに、また『何やってるんですか！』ってヒス起こしそうじゃない？」<br />
「この感動は、時枝さんには多分理解できないと思う」<br />
「頭、硬いからね」<br />
　<br />
命令とはいえ、レイプの手伝いをするような人間のどこが頭硬いのかは、甚だ疑問ではあるが、この二人からしてみれば、時枝は堅物の部類に入っていた。</p>
<p>「なあ、スペシャルって何だった？」<br />
「興味あるの？」<br />
「だって、思いつかないからさ…」<br />
　<br />
黒瀬が袋の中から、変な形のものを取り出した。</p>
<p>「可愛いだろ？　中は普通にグリセリンだけど、形がね。これ、円盤だから。ＵＦＯだよ」<br />
　<br />
丸い饅頭のような容器に管が長く伸びている。こんなものに、可愛いも何もないと思うのだが……。</p>
<p>「わざわざ三種類指定して買ってきてもらったとか？」<br />
「違うよ。エネマってメモに書いてたら、時枝が勝手にアレコレ買ってきただけ。時枝の趣味じゃない？」<br />
　<br />
潤にはいまいち時枝という人間がよく分からなかった。<br />
でも、もしかしたら、お茶目な面もあるのかも知れないと、このＵＦＯ型の浣腸薬を見て思った。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>28</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 01:16:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「全部出た？　もういい？」 丁寧に黒瀬が潤の中心を振る。 そして雫がないのを確認してから、ガウンの中に収めた。 「黒瀬…手…、洗えよ。汚いから…」 「何言ってるの？　尿は汚くないよ。成分的にも。飲めるくらいだから」 「う [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「全部出た？　もういい？」</p>
<p>丁寧に黒瀬が潤の中心を振る。<br />
そして雫がないのを確認してから、ガウンの中に収めた。</p>
<p>「黒瀬…手…、洗えよ。汚いから…」<br />
「何言ってるの？　尿は汚くないよ。成分的にも。飲めるくらいだから」<br />
「うわっ、バカッ、止めろっ！」　</p>
<p>黒瀬が潤の尿で濡れた指を自分の口に持っていき、舌で舐め取った。</p>
<p>「ふふ、ごちそうさま」　</p>
<p>驚愕で固まった潤を横目に黒瀬が満足そうに微笑みを浮かべる。</p>
<p>「…信じ…られない…」<br />
「何が？　潤も潤の身体も、潤から排出されるものも、全て私には愛しいよ……ね、潤は違うの？」<br />
「…違わない…と、思う。ねえ、俺も舐めてみたい……黒瀬…、ここでしろよ。出るだろ？」　</p>
<p>そうだよ、俺ばかり一方的に恥ずかしいんじゃあ、不公平だよ。<br />
黒瀬が俺の排尿見たんだから、俺も見たいし、味知りたい。<br />
俺だって、それぐらいできる。<br />
黒瀬に負けないぐらい、全部が好きだ。<br />
「出ないこともないけど……、だったら…どうせなら、潤の為に出したいな」　</p>
<p>俺のためにオシッコって何だ、それ？　<br />
少し待っててと、黒瀬が潤を便座に座らせ、バスルームを出て行った。<br />
そして、寝室に置いたままだった、薬と何やらが入っていた袋を下げて戻ってきた。<br />
その袋を潤の足下に置くと、潤を向き合う形に抱き上げ、便座を椅子代わりに腰を降ろす。</p>
<p>「潤、もし嫌だったら、嫌でいいから、話を聞いて。潤が嫌なことはしないから。そのときは買ってきてもらったものがあるし…<br />
」「何だよ？」<br />
「潤は私のオシッコ、汚いと思わない？」<br />
「だから、言ったじゃん。舐めてみたいって。汚いって思うならそんなこと言わない」<br />
「嬉しい。だったら、別に上の口じゃなくてもいいよね？」</p>
<p>口じゃなかったら、味わかんないだろ？</p>
<p>「どういうこと？」<br />
「潤の中に出したい。下の口にってこと。コーヒーやイチジクやスペシャルの代りってこと。私の放出したもので排泄を促すの…嫌？　気持ち悪い？　怖い？」　</p>
<p>黒瀬の言葉の意味が、最初よく分らなかった。　<br />
即答せずに、ゆっくり考える。　<br />
それは……、黒瀬が俺の中にオシッコするってことで、それが浣腸だということ？　<br />
つまり、黒瀬の体内から出されたものを使って俺の中のものを出して綺麗にするってことだよな？　　<br />
辛いのは、何を使われても排泄行為自体だから、逆にその前は何でも同じだ。<br />
いや、違う。薬品使われるより、黒瀬の体液のほうがいい。<br />
むしろ、嬉しい…。　<br />
黒瀬の身体から出たものが、俺の中に入る。そして、俺のと一緒に出るってことだよな？　循環？　　<br />
よく分らないけど、凄い特別なことだ。　繋がりが深いってことだろ？　こういうのって？　　そこまで思ってくれているってことだよな？　<br />
胸が熱くなる。知らず知らずのうちに涙目になっていた。その目で黒瀬を見つめた。</p>
<p>「潤、ごめん。そんなに嫌だった。気持ち悪いよね。ごめんね。忘れて」<br />
「違う！　嬉しいんだ。しろよ。それして」　　</p>
<p>心が通じ合ってない者同士なら、ただのＳＭプレイかもしれない。<br />
そんな提案されたら、自分を便器扱いするのかと、憤慨するだろう。<br />
しかし、潤にはそういう考えが一切浮かばなかった。何故なら潤を闇の淵から救いあげたとのは黒瀬で、その黒瀬に潤は愛情と共に深い信頼を寄せていた。</p>
<p>「本当にいいの？」　<br />
潤が頷く。　<br />
涙を流すほど、辛い提案だったのかと思った黒瀬に、潤の回答は真逆で、今度は黒瀬の胸に込み上げてくるものがある。　<br />
潤が舐めたいと申し出たとき、何故か閃いたことだった。<br />
もちろん内容が内容なだけに拒絶されても構わなかったが、やはり嬉しい。<br />
それは自分と潤の想いの深さが一致だということなのだから。「どうせ薬剤使うなら、黒瀬のがいい。</p>
<p>「でも、どうやって？」<br />
「全部私がしてあげるから、潤は心配しなくていいよ」　</p>
<p>潤を抱えたまま、黒瀬が立ち上がり、潤だけを便座に戻した。</p>
<p>「準備するから」　</p>
<p>黒瀬がバスタオルを数枚持って来て、バスルームの床に広げた。<br />
そしてバスタブのリモコンを操作して、湯を張る設定をした。</p>
<p>「移動しよう」　</p>
<p>潤を抱き上げ、バスタオルの上にゆっくり降ろす。<br />
潤の上半身を倒し、ガウンの裾を捲りあげた。<br />
便器の下に置いてあった袋をバスタオルの近くに持ってくると、潤の脚をＭ字に開いた。　<br />
これから始まろうとしていることに、潤の鼓動が速くなる。羞恥心と不安、喜びと期待が入り交じり、心臓のドキドキという音が聞こえてきそうな勢いだ。</p>
<p>「酷い状態だから、もちろん挿入はしないけど、少しお口を開かせないとね」　</p>
<p>袋から、先程使った薬を取り出し、また塗る。薬を潤滑油代わりに、潤の蕾にタップリと塗り込めると、指を一本差し込んだ。</p>
<p>「…ぁあっ」　</p>
<p>差し込んだ指を前後に動かすので、潤の身体に痛みと甘い疼きが同時に走る。</p>
<p>「感じちゃった？<br />
」「…バカッ…あ、ん」　</p>
<p>潤の蕾が指に馴染み、口を開いたところで、指を抜いた。</p>
<p>「じゃあ、するよ」  </p>
<p>潤の僅かに開いた穴を確認してから、黒瀬がガウンから、自分の一物を取り出すと、潤の穴に自分の尿道口が合わさるように、亀頭を押しつけた。</p>
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		<title>27</title>
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		<pubDate>Tue, 20 Dec 2011 14:01:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「黒瀬、何で時枝さんあんなに怒っていたのか理解できる？」 「さあね。情緒不安定な乙女の心理じゃない？　シーツに血ぐらいで変なヤツだ。気にしないでいいから、食べよう」　 短時間で作ったとは思えない彩り豊かな料理を潤と黒瀬は [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「黒瀬、何で時枝さんあんなに怒っていたのか理解できる？」<br />
「さあね。情緒不安定な乙女の心理じゃない？　シーツに血ぐらいで変なヤツだ。気にしないでいいから、食べよう」　</p>
<p>短時間で作ったとは思えない彩り豊かな料理を潤と黒瀬はゆっくりと堪能した。<br />
食事を終えた潤が椅子に座ったままで何やらモジモジしている。</p>
<p>「どうした？」<br />
「あのな、食べて直ぐで悪いんだけどトイレに行きたい…昨日から行ってない」<br />
「オシッコ？」　</p>
<p>催しているのは尿意だけだが、よく考えたら、二十五日にイギリスを経ってからこの三日排泄をしてない。　<br />
飛行中はトイレでゆっくり用を足すような精神状態ではなかったし、日本に着いてからも本宅の離れの露天風呂で寝てしまい、トイレには行っていない。<br />
起きたら朝から血を流しながらのハードな結合をしてしまい、それから今日の朝まで、同じような結合三昧で、潤は身体に溜め込んでいる状態だ。<br />
しかも、今は裂傷が酷くて、尿意は起きても便意は全然感じない。</p>
<p>「うん」<br />
「だけじゃ、駄目だろ。潤、私が気付いてないと思う？ してないよね？」　</p>
<p>ヤバイ、これはどこかで経験した流れと同じじゃないのか？　<br />
まさか…、そんなことは…しない……よな……</p>
<p>「…」<br />
「もう用意してあるから。心配しないで」　</p>
<p>用意？　何のだよっ。</p>
<p>「潤はコーヒーとイチジクとスペシャル、どれが好き？」<br />
「食後のデザートの話じゃない…よな。スペシャルってなんだ？」　</p>
<p>それって、あの種類だろ。　</p>
<p>「選んだら教えてあげる」<br />
「何だか分からないのに、選べない……」　</p>
<p>とぼけてやる…恥ずかしい…</p>
<p>「じゃあ、私が選ぶから。ふふ、折角だからスペシャルにしようね」<br />
「そんなことより、トイレ。漏れる…」　</p>
<p>連れて行ってくれよと、潤が腕を投げ出した。<br />
黒瀬が席を立ち、潤を抱き上げる。</p>
<p>「そろっとな。振動で漏れそうだ」<br />
「そこまで我慢してたの？　膀胱炎になるよ」<br />
「食事中にトイレに立つのは行儀悪いだろ」　　</p>
<p>そうだねと頷いた黒瀬が、足早に、しかし潤の身体を揺らさないよう気を遣いながら運ぶ。</p>
<p>「え、トイレ個室じゃないの…」  </p>
<p>運ばれた先は、広いバスルームだった。　<br />
すますヤバイ感じになってきた。<br />
大きな円形のバスタブが中央に見える。<br />
バスルーム入口から左手直ぐに洋式トイレが設置してある。<br />
その隣がシャワースペースとなっている。<br />
脱衣場と浴室の区切りのみで、トイレとシャワーとバスタブは同じ空間内だ。 </p>
<p>「個室のトイレもあるけど、ここ元々外国人向けの設計だから、バスルームにもトイレ付いてるんだよ」<br />
「黒瀬、分っていると思うけど、俺がしたいのオシッコだから」　</p>
<p>もちろんわかっているよと、黒瀬が潤を便器の前に立たせる。<br />
踏ん張って立てない潤の背中に自分が支えになるように、黒瀬が陣どる。</p>
<p>「あの、黒瀬…、したいんだけど、まさかそこにずっといる気？」<br />
「一人で立てない子が何言ってるの？　当たり前だろ、潤」　</p>
<p>そんな……。　<br />
先端から精液を飛ばすところは何度も見られている潤だったが、排尿シーンを黒瀬に晒すと思うだけで尿意が止まりそうだ。</p>
<p>「見られると出ないよ…」　</p>
<p>素直に潤が口にする。</p>
<p>「大丈夫、ちゃんと手伝うから」　</p>
<p>何をだよっ！</p>
<p>「さ、しなさい」</p>
<p>だから、退(ど)いてくれよ。　<br />
そしたら、便器に座ってするから……　したいの出せなくて、膀胱がもう本当に限界だった。　<br />
用を足す準備すらしない潤に変わって、黒瀬の手がガウンの前を割って入る。潤の中心をガウンから取り出し、便器に向けた。</p>
<p>「出しなさない、潤」<br />
「…出ないよ……」　<br />
「出さないと、ここに管入れるよ？　それでもいい？　痛いよ」　</p>
<p>先端の穴を指で押さえながら怖いことを言う。　<br />
想像しただけで、身体に震えが走った。<br />
その瞬間を見逃さないように、黒瀬の片手が下腹を押し、さらに性器を持った方の手が排尿を促すように穴を刺激した。</p>
<p>「あっ」　</p>
<p>下腹の筋肉が弛緩し、黒瀬の指を潤の尿が濡らした。</p>
<p>「いいから、最後まで出しなさい。温かいね、潤のオシッコ」　</p>
<p>黒瀬にかけるなんて、なんてことしてしまったんだろう……。　<br />
現実逃避したい心境で、潤は自分の体内から迸る尿を見つめていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>26</title>
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		<pubDate>Tue, 13 Dec 2011 18:09:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「社長、食事の用意が整いました」 寝室には入らず、外から時枝が知らせる。 「今行く」　 まさか裸のまま潤を食卓に着かせるわけにもいかず、潤にガウンを羽織らせる。 「ふふ、可愛い」　 自分のガウンは潤にはサイズが大きいので [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「社長、食事の用意が整いました」</p>
<p>寝室には入らず、外から時枝が知らせる。</p>
<p>「今行く」　</p>
<p>まさか裸のまま潤を食卓に着かせるわけにもいかず、潤にガウンを羽織らせる。</p>
<p>「ふふ、可愛い」　</p>
<p>自分のガウンは潤にはサイズが大きいので、子どもが大人なのシャツを身にまとったみたいなダブダブ感がある。<br />
それが黒瀬の目には可愛いと映る。</p>
<p>「だから、俺は男だって…。可愛いはないと思うぞ？　そんなこと時枝さんの前で言うなよ。バカにされたら嫌だからな」　</p>
<p>はいはいと、軽く流し、黒瀬は潤を抱き上げる。<br />
そのまま寝室を出て、ダイニングルームへ向かった。</p>
<p>「時枝、悪いけど、寝室からクッション持ってきて」　</p>
<p>黒瀬に抱きかかえられた潤と、黒瀬の顔に交互に視線を移し、ヤレヤレと呆れ顔の時枝が寝室に向かった。</p>
<p>「時枝さん、機嫌悪そう…」<br />
「気のせいだよ。というか、機嫌の良い時枝を潤は知ってるの？　見たことある？」　</p>
<p>そう言われてみれば、ない。　<br />
笑顔の素敵な時枝さん！というイメージはない。　<br />
想像しかけてブルッと何故が悪寒が走った。　<br />
似合わない。笑顔が似合わない。　<br />
人を小馬鹿にしたような笑いは時枝そのもので似合うが、楽しくて嬉しくてに朗らかな機嫌の良い時枝の顔は想像できなかった。</p>
<p>「…ない…かも」<br />
「だろ？　機嫌が悪いのが普通だから。機嫌の良い時枝を知っているのは兄さんぐらいじゃない。あの二人の付き合いは古いから」<br />
「組長さん？　仲いいんだ。同席したときはえらく他人行儀だったけど」<br />
「一応、お互いの立場はわきまえているようだけど。プライベートでは友人だから」<br />
「へえ、大人の世界だ」　</p>
<p>まだ大学生の潤には、その辺がよく分からない。　<br />
本音と建前の使い分けができて社会人なんだろうなと思う。<br />
普通の会社でもそれは必要なのだろうが、ヤクザの世界や、黒瀬の裏の部分では最も要求される事なのかもしれない。　<br />
そんな器用なことが自分には出来るだろうか？　　<br />
感情のまま突っ走る傾向にあると潤は自分でも自覚していた。</p>
<p>「潤はこのままでいいんだよ」　</p>
<p>黒瀬が潤の頭を覗いたようなことを口にする。</p>
<p>「うん。でも、少しは大人にならないとな…。黒瀬の横にずっといたいから。勉強も…色々頑張る」　</p>
<p>仕事面での力にもなれる人間に成長したいし、性的な部分も頑張って黒瀬に悦んでもらえる自分でありたいと思う。<br />
そんなことを思っていたら、頬が赤くなった。</p>
<p>「潤、顔が赤い。何考えてたの？」　</p>
<p>指摘されて、益々赤くなる。　<br />
別に何にも…と言い掛けたとき、寝室から時枝の声が轟いた。</p>
<p>「何なんですかっ、これは！！！！」　</p>
<p>時枝が右脇にドーナツ型クッションを抱え、左手でシーツを掴み、それを引き摺りながら潤と黒瀬のところまで恐ろしい形相でやってきた。</p>
<p>「あなた達、一体何をしていたんですか？」　　</p>
<p>手に持っていたシーツを二人の前に突きだした。</p>
<p>「何って、そんなの決まっているだろ。恋人同士の甘い営みだよ。今更、聞くなんて、時枝頭おかしくなった？」　</p>
<p>クッションを椅子に乱暴に置いた時枝が、両手でシーツをぱっと広げてみせる。</p>
<p>「あなた達、もう恋人同士なんですよね！？　なのに、また強姦でもしたんですか？　どうしたら、こんな夥しい血痕が残るんですか？　シーツだけじゃなくて、その下のベッドパットにまで染みてますよ。一体、何をしたんです！」　</p>
<p>寝室にクッションを取りに行った時枝が目にした物は、まだ茶に変色しきれてない赤黒い血痕が飛び散ったシーツだった。<br />
点点とした僅かなものではなく、それは血が明らかに流れ落ちたような痕だった。　<br />
ドーナツ型クッションと薬がメモにあった段階で、『犯りすぎで切れたな』とは思っていた。<br />
が、黒瀬が初めて潤をレイプした時より酷い有様に、時枝は卒倒しそうになった。　<br />
別に血に慣れてないわけではない。　<br />
ヤクザや裏社会に関係して生きている男だ。　<br />
しかし恋人同士の寝室で多量の血痕の付着したシーツを目にするとは想定してなかったのだ。</p>
<p>「何って言われてもねぇ」　</p>
<p>別に悪びれた風もなく、黒瀬が腕の中の潤に甘い視線を送る。<br />
それに応えるように、潤も黒瀬を見つめる。　<br />
その甘いムードが、時枝の神経を逆なでた。　<br />
何なんだ、この二人は。<br />
これだけ血を流して、ナニ、ハートマークまき散らしてるんだ！　　プレイか？　　<br />
恋人同士になったとたん、今度は過激なプレイに興じているっていうのか？</p>
<p>　「私に生理が始まったおっしゃいましたが、市ノ瀬さまに初潮が訪れたとか？　強姦でもなくて、生理でもないのなら、こんなに血がシーツに付着するはずないでしょ！」　</p>
<p>はぁ、はぁ、と息切れさせながら、時枝が一気に捲し立てた。</p>
<p>「酷いな、時枝さん。あまり、そう血、血言うなよ。黒瀬が気にするだろ？　俺がせがんだ結果なんだよ。解されるの、待てなかったの」「だからといって、限度ってものがあるでしょ！」<br />
「うん、だから、もうこれからはちゃんとするから。落ち着いてよ。でも、時枝さんもわけわかんね」<br />
｢は？」<br />
「だってそうだろ？　レイプの手伝いするような人間が、たかがシーツに付いた血ぐらいで目くじらたてなくても…、な、黒瀬、そう思わね？　流した俺が何とも思ってないのに」　</p>
<p>俺だって嫌味の一つぐらいは返せるんだ、と潤は時枝に自ら応戦した。</p>
<p>「ふふ、そうだね。時枝もそのうち血を流すようなセックスを経験するかも知れないし、まあその時になれば潤の気持ちも解るかもしれないね。男には興味ないらしいけど、意外と雄花として、誰かに興味持たれてるかも知れないし。案外身近にいたりして」<br />
「え、そうなの？」　</p>
<p>潤が目を輝かせる。　<br />
自分の恋愛には疎かったが、他人の恋愛話は興味がある。<br />
しかも、この時枝の相手となると、その度合いが強まった。</p>
<p>「何を馬鹿なことを言っているのですか！　そんなアホな人間がいるはずないでしょ。第一私は…」<br />
「ババコンだったね。ごめんごめん、忘れていたよ」　</p>
<p>時枝が、それ以上何も言うなと黒瀬をギッと睨みつけた。</p>
<p>「ババコン？」　</p>
<p>潤がキョトンとしているが、それ以上二人は続ける気はなさそうだ。</p>
<p>「もう、時枝が勝手に興奮するから、料理が冷めてしまいそうだ。食事にしよう」　</p>
<p>黒瀬が潤をクッションの置かれた椅子に降ろす。</p>
<p>「時枝、折角シーツ剥いだのだから、それ洗濯頼むね。クリーニングに出すと、通報されそうだし」<br />
「え、俺が洗うよ？」　</p>
<p>自分たちが汚したものの始末を頼むのは嫌だった。</p>
<p>「潤は、まず身体だろ？　傷が治って、痛みが取れたら、そのときは頼むよ」<br />
「はぁ、普通の生活に支障をきたすセックスをする恋人達が一体どこにいるって言うのですか……」　</p>
<p>このバカップルが…と時枝は心の中で続けた。</p>
<p>「あっ、」　</p>
<p>突然、時枝が叫び声を上げた。</p>
<p>「あなた達、まさか、本宅の離れの寝具も血だらけって事は…ないですよね？」<br />
「あるよ。そこまで酷くはないと思うけど。そのままにしてきたから」　</p>
<p>平然と黒瀬が答えた。　<br />
組員の誰かが目にしたかと思うと、時枝を偏頭痛が襲った。離れの状態をチェックしてから本宅を離れるんだった。<br />
処女を連れ込んで悪戯したような痕跡を見て、問題にならなければいいが……</p>
<p>「顔色が悪いよ。食事が終わったら呼ぶ。自分の部屋に下がってていい」<br />
「分かりました。ごゆっくりどうぞ。その間にベッドパットを替え、新しいシーツを敷いて、コレを洗濯しておきます」　</p>
<p>ぐしゃぐしゃにシーツを丸め、時枝は二人の前から去っていった。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>25</title>
		<link>http://love.kurokiri.info/?p=240</link>
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		<pubDate>Tue, 06 Dec 2011 15:20:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「その荷物なに？」　 潤の声で黒瀬は現実に戻った。 「ふふ、気になる？　大きい方はね、ドーナツ型のクッション。小さい方は薬とその他諸々」 「その他諸々ってなんだよ」 「内緒。それより、薬を塗ろう。続けて無茶し過ぎたから。 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「その荷物なに？」　</p>
<p>潤の声で黒瀬は現実に戻った。</p>
<p>「ふふ、気になる？　大きい方はね、ドーナツ型のクッション。小さい方は薬とその他諸々」<br />
「その他諸々ってなんだよ」<br />
「内緒。それより、薬を塗ろう。続けて無茶し過ぎたから。もう、年内は挿れるのはなしだからね」　</p>
<p>昨日本宅の離れで想いを通じ合ってから初めての結合を血と痛みを伴う方法で営んだ潤と黒瀬。<br />
その後大人しくしていれば良かったのだが、この黒瀬のマンションに着いた後も、更に傷口を広げるような行為に明け暮れていた二人だった。<br />
さすがに、挿入まではするつもりはなかった黒瀬だったが、激痛で動けないはずの潤が「して」と何度もねだるものだから、最後には根負け、いや欲望負けして、挿れてしまったのだ。</p>
<p>「…何でだよ……、」　</p>
<p>潤の表情が曇る。</p>
<p>「これ以上すると、病院行きになるよ？　他人に見せたいの？」<br />
「…それは嫌だけど…」<br />
「それに、下のお口には挿れないけど、こっちには挿れることできるし、ね？」　</p>
<p>黒瀬の人差し指が、潤の唇に触れた。</p>
<p>「ここは嫌かい？」　</p>
<p>潤が首を振って答えた。</p>
<p>「良かった。全身が愛を確かめる道具になるし、凶器にもなるから」<br />
「なんだよ、凶器って」<br />
「イギリス滞在中は、私の身体は、いや存在自体が潤には凶器だったろ？」　</p>
<p>黒瀬は、自分をまだ責めているのだろうか？　　<br />
潤は黒瀬の心の内を思い、切なくなった。 　<br />
確かに、褒められた行為は一切なかった。<br />
しかし、今の潤にはそれが黒瀬の愛の形だったと痛いほどよく分かる。<br />
そのことを後悔してほしくはなかった。あの卑劣な行為のおかげで、自分は救われたと十分実感している。　<br />
あの時は時枝に諭された形だったが、今思えば、心の片隅ではちゃんと潤にも分かっていたのだ。<br />
それを認めるのが怖かっただけで。</p>
<p>「偽物の凶器だった……初めから愛を確かめる道具だったんだよっ、黒瀬、自分を悪く言うなっ」　</p>
<p>潤の中で、イギリス滞在中の事が駆けめぐり、感情が昂ぶる。</p>
<p>「潤…、泣かないで」　</p>
<p>黒瀬がチュッとキスを潤の額に落とし、興奮のあまり流れ落ちた涙を移動した黒瀬の舌が掬い取る。</p>
<p>「へへ、ゴメン。ちょっと、変だな俺。嬉しくても情緒不安定になるのかな。あ、そういえば、凶器と言えば最初の機内のアレは凶器以外の何物でもなかったぞ？　黒瀬の左手。うん、あれだけは本物だ。でも、その後は違うから、悲しいこと言うなよ」<br />
「ふふ、ありがとう。あの後、潤に叩かれて心が痺れたよ。この凶器はその時封印されたのかもしれないね」　</p>
<p>黒瀬が自分の左手を見つめた。　<br />
黒瀬にして見れば、最初の悪戯心が、まさかこんな風に人を愛することに繋がるとは、思ってもいなかった。<br />
いつもの退屈しのぎの一環のはずだった。<br />
それが自分より大事な存在を手に入れることになったことに、感慨深いものがある。</p>
<p>「さあ、薬を塗ろう」　</p>
<p>横たわる潤から布団を剥ぐ。　<br />
本宅から裸に毛布で連れてこられた潤は、その後今に至るまで裸だ。<br />
むき出しの腰下にドーナツ型クッションを敷く。<br />
腰を少し浮かせた状態にし、黒瀬が潤の脚をゆっくりと割る。 <br />
自分が後悔すると潤が傷つくことは黒瀬にも分かっている。<br />
しかし、この真っ赤な花弁が散ったような裂傷を見ると、目を背けなくなるぐらい酷い。<br />
痛々しいなんていう生半可なものじゃない。<br />
催淫剤を使用したわけではない行為で、恐ろしい激痛が潤を襲っていたことは間違いない。<br />
痛みのなか、萎えなかった潤を思うと、潤の自分への思慕の深さを感じる。<br />
傷の深さが潤の想いの深さなのかも知れない。<br />
潤が自分に向ける愛情の強さに、黒瀬は思わず涙が溢れそうになる。<br />
もちろん、そこはグッと我慢して、塗布を始めた。</p>
<p>「染みる？」<br />
「ううん、大丈夫」　</p>
<p>言葉とは裏腹に、黒瀬の薬の付いた指が傷を触る度に潤の手がシーツをぎゅっと握りしめていた。<br />
本宅で薬を塗った時より酷くなった裂け目には、薬の成分が染み込むのだろう。</p>
<p>「内にも塗るからね」　</p>
<p>指にたっぷりのジェル状の薬を付け、ゆっくりと挿入する。<br />
優しく、内壁にジェルを塗り込めるように黒瀬が指を動かすものだから、痛みとは別に甘い疼きが生まれ、潤から声が漏れた。</p>
<p>「…黒瀬、ヤバイよ…。早く終わらせて」<br />
「薬を塗っているだけなのに。やはり医者には連れて行けないね」<br />
「バカ、黒瀬だからだよ……。黒瀬の指だから反応するんだ」　　</p>
<p>だよな？　<br />
違ってたら自分が許せないから、黒瀬以外には絶対触らせないぞ、と密かに決意をする。</p>
<p>「あれだけイったのに、まだ勃つなんて、潤のは凄いね。収めてあげるから」　</p>
<p>薬を塗布し終わった黒瀬が指を潤の中から抜くと、潤の中心に手を添え、そのまま口に含んだ。</p>
<p>「…黒瀬っ…、駄目だって…。俺ばっかり…あぁ…ん…、…あっ…、気持ちいい…」　</p>
<p>――温かい…　性器を黒瀬の舌が這い、巧みに追い上げられていく。　<br />
それだけではなく、黒瀬の口内の温かさが、舌の刺激による快楽とは別の熱が潤を覆う。<br />
口内の温もりが、自分を思う黒瀬の温度のような気がして、欲望と共に心が満たされていく。<br />
同時に、奉仕させてしまっているような、罪悪感にも見舞われる。　<br />
俺も、早く黒瀬ぐらい上手くならないと…　　英語のメイクラブという文字が快感の波間を泳いでいる潤の頭に浮かぶ。　<br />
一方的にしてもらうばかりじゃなくて、黒瀬にも悦んでもらえるよう俺もちゃんと学習しよう…　<br />
黒瀬が知ったら嬉しくて卒倒しそうなことを、口淫で喘がされながら、潤は真面目に考えていた。</p>
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		<title>24</title>
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		<pubDate>Wed, 30 Nov 2011 15:31:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[「待ちくたびれたよ」　 やっと来たかと黒瀬がガウン姿で時枝を出迎えた。　 ベッドから起き上がれずにいるのか潤の姿はない。 「はい、頼まれた物です。日本に帰って来て早々、薬局とアダルトショップに行かされるとは、思いませんで [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>「待ちくたびれたよ」　</p>
<p>やっと来たかと黒瀬がガウン姿で時枝を出迎えた。　<br />
ベッドから起き上がれずにいるのか潤の姿はない。<br />
「はい、頼まれた物です。日本に帰って来て早々、薬局とアダルトショップに行かされるとは、思いませんでしたよ。しかも、午前中から」　</p>
<p>渡された手提げ袋大小の中身を黒瀬が確認する。</p>
<p>「全部あるね。良し」　</p>
<p>目を細める黒瀬の横で時枝がウンザリした表情を浮かべている。</p>
<p>「他におっしゃりたいことは無いのですか？　人に迷惑かけて」<br />
「誰に迷惑かけた？」<br />
「佐々木さんに決まっているでしょ」<br />
「あ、無事か？　生きてる？」<br />
「当たり前です<br />
」「ふうん、なら別に問題ないじゃない。だいたい、佐々木に迷惑をかけたのは俺じゃなく時枝だよ。俺に断りもなく勝手にいなくなるから、頼む相手が佐々木になっただけじゃないか。ちゃんと謝っておいた方がいいんじゃない？」　</p>
<p>勇一といい、この男といい、論点をすり替えさせたら、右に出るモノはいないんじゃないのか？  <br />
血は半分しか繋がってない兄弟なのに、何で扱いづらいところだけ、こうも似ているんだろう。<br />
桐生のＤＮＡなのだろうか？</p>
<p>「はいはい、私が悪いのですね。佐々木さんには土下座をしておきます」　</p>
<p>きつい口調で返答した時枝の口から、いつもの深い溜息が漏れる。</p>
<p>「はぁ…」<br />
「幸せが逃げるよ」<br />
「いいんです。逃げて困るような幸せは当分私には縁がなさそうですから」<br />
「ふうん、その割には、今日は何か艶っぽいけどね」　</p>
<p>見てないようで観察眼するどい黒瀬は、いつもと同じような小言を述べる時枝の僅かな変化も見逃さない。　<br />
瞬間、時枝の黒目が泳いだ。　<br />
脳裏に勇一との情事が浮かび表情が崩れそうだったが、そこはグッと我慢して、仮面を被る。</p>
<p>「何を馬鹿なことを。他に用事がないのなら、一旦自室に戻りますが。荷物の整理もしたいですし」　</p>
<p>時枝もこのマンションに部屋を所有している。<br />
黒瀬の部屋の一階下のフロアーだが、黒瀬とちがって階全部を占有しているわけではない。<br />
階の半分が、時枝個人の部屋で、残りの部屋が表向き社長室分室として、裏の仕事（盗品売買）の事務所となっていた。</p>
<p>「悪いが、食事の用意を頼む。潤も俺も腹ぺこなんだ」<br />
「承知しました。食材は揃ってますか？」<br />
「いや、留守にしてたから冷凍ものしかない」<br />
「では、持って来させましょう。用意が出来たらお呼びします。寝室ですよね？」<br />
「よろしく」　</p>
<p>ではと、時枝はキッチンへ向かい、黒瀬は時枝から渡された大小の紙袋を持ち、潤の待つ寝室へと向かった。</p>
<p>「時枝さん来たの？」<br />
「食事の用意を頼んだから」<br />
「俺も、少しなら作れるけど…」　</p>
<p>イギリスにいたときとは事情が違うので、自分達の食事を時枝に用意させることに、心苦しいような抵抗感が潤にはあった。<br />
その中には、何でも完璧にこなす時枝への羨望と軽い嫉妬も含まれていた。</p>
<p>「じゃあ、潤が起きても大丈夫になったら、何か作ってもらおうかな？　一緒に作るのも楽しそうだし」　</p>
<p>黒瀬と一緒にキッチンに立つ姿を想像して、潤の心が躍る。<br />
黒瀬は黒瀬で、裸の潤がエプロンだけを着けて調理する姿を想像して、『悪くない』と口元を綻ばせていた。</p>
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		<title>23</title>
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		<pubDate>Fri, 25 Nov 2011 16:16:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[hanato2]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[地上の恋も無情！]]></category>

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		<description><![CDATA[もう二人の一物はサイズを変えていた。 泡の滑りなのか、別の滑りなのか分からないが、ヌチャヌチャと、勇一の腰の動きに合わせて卑猥な音がたっている。 「勇一、俺の友人止めたいのかっ」 「親友から、セフレに昇格するのも悪くはな [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>もう二人の一物はサイズを変えていた。<br />
泡の滑りなのか、別の滑りなのか分からないが、ヌチャヌチャと、勇一の腰の動きに合わせて卑猥な音がたっている。</p>
<p>「勇一、俺の友人止めたいのかっ」<br />
「親友から、セフレに昇格するのも悪くはないぜ。どうせこの先、あの人以上の女に出会うこともないだろうし。ソープで発散もいいけど、俺は別にお前でも構わないぜ、あぁ、…いいぜ…」<br />
「…誰彼構わず…発情しやがってっ…あっ…」<br />
「お互い様だろ。安心しろっ、…たまんねぇな…、男で勃ったのは、お前が初めてだっ」<br />
「…くそっ、……あ…、バカッ…そんなにっ…」</p>
<p>雄芯同士を擦りあわせているだけなのに、二人ともあっという間に沸点まで上りつめた。</p>
<p>「…イこうぜっ…、一緒に…」</p>
<p>時枝の目に、雄そのものの淫欲を隠そうともしない勇一の顔が映る。<br />
その馴染みのない表情に、時枝の心臓がキュッと締まる。</p>
<p>「…覚えてろッ…つっ…あぁっ」<br />
「…勝貴っ、」</p>
<p>二人ほぼ同時に互いの腹に飛沫を飛ばし、果てた。</p>
<p>「……おい、いつまで上に乗ってる気だ。どけ。重い」</p>
<p>果てたまま、重なった状態で動こうとしない勇一に時枝が痺れを切らした。<br />
互いに放出したものが、糊のようになって皮膚の隙間を埋めている。</p>
<p>「イって直ぐのつれない態度は、嫌われるぞ」<br />
「るせぇっ。どけ。折角身体を洗ったのに、また汚しやがって、この変態やろう」</p>
<p>ヤレヤレと勇一が身体を離し、時枝より先に起き上がると、シャワーのノズルを掴んだ。</p>
<p>「ほら、優しい俺様が流してやる。俺は勝貴と違って終わってからもマメなタイプだから」</p>
<p>立ち上がった時枝の腹に向けてシャワーの飛沫を当てた。</p>
<p>「水圧下げろ。痛い」<br />
「はいはい。どこのお嬢だか、このお方は。コレでよろしいで、ございましょうか？」<br />
「組を代表する者が、変な日本語使うな。バカバカしい…て、いうか、お前バカだろ。そうか、バカだ。変態のアホかと思っていたが、バカだ……うん、それなら、納得が行く。バカな勇一が何をしようと、しょうがないかならな。そうか、バカなお前に付き合ってやるためには、俺が次元を下げるしかないもんな…、そういうことなんだ…」</p>
<p>自分に向けられていた文句が、次第に訳のわからない独り言に変わっていく様が、勇一には可笑しくてたまらなかった。<br />
ま、それで勝貴が納得するならいいか。</p>
<p>「何だか分からないが、二人ともバカということでいいんだろう？　さあ、湯に浸かろうぜ」</p>
<p>違う、バカはお前一人だとブツブツ言う時枝の腕を引っ張り、勇一は強引に露天風呂へ引き摺り込んだ。</p>
<p>「あ～、朝風呂もいいな。たまには露天もいい」「普段は使ってないのか？　勿体ない」<br />
「リラックスしすぎるだろうが、いつ何時、何があるが分からないのに…。俺だって、武史のことでは、結構ピリピリしてたんだぞ。香港からも色々言ってくるしな。それだけじゃなく、年末は、組同士の小競り合いが起きやすいしな」<br />
「そりゃ、そうだな」<br />
「今夜は武史達と鍋でもするとしよう」</p>
<p>勇一の言葉で、時枝はまだ二人の逃亡を報告してなかったことを思い出した。<br />
自分相手に好き勝手した後なら、文句も言えまい。</p>
<p>「そのことだが、残念なお知らせだ」<br />
「残念？」<br />
「武史…社長と市ノ瀬はもうここを出た」</p>
<p>ピクッと、勇一のこめかみがしなった。</p>
<p>「社長のマンションにいるそうだ」<br />
「どういう事だ？　お前が付いていながら、そんな勝手をさせたのか？」<br />
「おいおい、俺は付いていなかっただろが。昨日からお前と一緒にいただろ。俺とお前が留守にしたんでこれ幸いにと、逃げ出したんだろ。お前だって、佐々木が社長から用事を頼まれたことは知ってたんだろ？　そこで気付けよ。佐々木も可哀想にな。きっとお前から叱られると思って指を眺めて一晩眠れなかったんじゃないのか？」<br />
「それ、どういう意味だ。俺が佐々木に指詰めろとでも、言うってことか。それこそ、馬鹿げてる。佐々木ごときじゃ、武史の頼みは断れまい。…情けないが、俺でも無理かもな…。それこそ、勝貴ぐらいだろ、あいつに意見できるのは…と、今は市ノ瀬もか…」</p>
<p>勇一は湯を掬い、バシャっと自分の顔にかける。</p>
<p>「…武史は、やはりここが嫌いなんだな…。俺の代になっても、それは変わらないのか」「そりゃ、そうだろ。ここで、体験したことを思えば、好きになどなれるはずがない。しかも、あの小屋、まだあるしな」「…あの時も、気付いたのは俺じゃなくて、お前だった……。情けない兄だ」<br />
「分かっているなら、社長をここに呼びつけるな。お前が会いに行けばいいんだ。俺の仕事と気苦労が増える」</p>
<p>もう一度、顔に湯をかける。</p>
<p>「一応一般人の武史のところに、暴力団関係者が出入りしてたら、目立つだろうが。これでも気を遣ってるんだ。今回は、市ノ瀬を見定めたかったし……あ～あ、もっと武史の顔を眺めたかったな……」<br />
「ふん、結局そこじゃないか。このブラコンが。ということで、俺も向こうに戻るからな。買い物も頼まれているし」「お前だって、あの二人からしたら、お邪魔虫だろうが。向こうの用事が済んだら、年始まで俺に付き合え、な、折角、セフレに昇格したんだし、楽しもうぜ」</p>
<p>勇一の手が時枝の顎に伸びる。</p>
<p>「何するんだ？」<br />
「そりゃ、お前…」</p>
<p>勇一が、時枝の唇を奪った。<br />
バシッと、鋭い音が、露天風呂に響く。</p>
<p>「勇一っ！　バカも大概にしとけ！」<br />
「ってぇなぁ。俺に手をあげるとは見上げた根性だ」<br />
「何が、セフレに昇格だ！　そりゃ、降格っていうんだっ」</p>
<p>キスをされた恥ずかしさなのか、それとも怒りなのか、とにかく真っ赤な顔で時枝が怒鳴りつけ、そのまま、湯船から飛び出て脱衣場へと逃げていった。</p>
<p>「おうおう、照れちゃって。勝貴も案外可愛いよな…」</p>
<p>ニヤニヤしながら、その後ろ姿を桐生組組長でブラコンの勇一が見送った。</p>
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